ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は、FP技能士(国家資格)とCFP/AFP(民間資格)の2種類がありますが、いずれも独占業務が無いことから、以前は「使えない資格」と呼ばれる事もありました(名称独占資格)
しかし、世間の資産運用や老後不安など“お金”への関心が急速に高まった事をうけて、現在はFP資格取得者の評価も大きく上昇しています。
特に金融業界ではその地位が確立されており、日本FP協会の「地域金融機関におけるFP資格活用度調査(平成26年)」では、FP資格取得を奨励しているという企業が約8割という結果となっています。
●奨励している・・・・・79.5%
●従業員の任意である・・15.1%
●どちらとも言えない・・ 4.6%
●その他・無回答・・・・15.9%
調査協力259法人:地方銀行(28)、信用金庫(124)
信用組合(56)、労働金庫(6)、証券会社(45)
また、以前はFP資格の認知度も低く、ファイナンシャルプランナーとして独立するのは難しい状況でしたが、近年はその状況に変化が生まれてきました。
将来の年金不安などもあり、マスコミの露出も増え知名度が急上昇!独立を希望する有資格者には追い風が吹いています。(年収1000万超のFPは思った以上に多い?)
評価されるのは、2級FP技能士/AFPからです!
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は、FP技能士に関しては1級~3級までランクがありますが、職場で評価を得る事や独立を考えている人は、2級FP技能士/AFPの合格を目指してください。
もっとも、3級FP技能士についても、学生が金融機関に就職する時は有利に働く傾向があります。1ヶ月程度の勉強でも充分に合格が狙えるので、金融機関への就職対策として取得するのも良いと思います。
企業内でのFP資格者の人事管理上の措置としては、日本FP協会が調査した<地域金融機関におけるFP資格活用度調査(平成26年)」>を確認すると、「昇給・昇進に際して考慮」(48%)や「報奨金などの支給」(44%)など積極的な姿勢が見えます。
金融機関においては、銀行が保険を販売したり、保険会社が投資信託を取扱ったりと少し前では考えられない事態が起きています。FP資格取得者のように総合的な金融知識を持つ人は、今後は更に必要とされていくと思います。
2級FP技能士とAFPのWライセンス取得へ
管理人は、基本的に出費が少い独学を最優先に考えるのですが、2級FP技能士/AFPの資格に関しては通信講座の利用がオススメです。
理由は、日本FP協会認定教育機関であるFP通信講座を履修して試験に合格すれば2級FP技能士とAFPの両方の資格が得られるからです。
ここで注意して欲しいのは、FP通信講座ならばどこでも良いわけではありません。日本FP協会認定教育機関である事が大前提ですので、その条件をクリアしている通信講座を選択するようにしてください。
仕事に活かすなら、2級FP技能士/AFPを狙おう!
「お金に関する知識や判断力をつけたい人」「FP業務に関心がある人」は、FP資格を目指してみてください。
2級FP技能士 からは名刺に記載するなど、仕事への好影響も期待できます。
人生100年時代!今後の有望資格だと思います。
生活でもお金の知識を持っておくことは重要!
尚、資格がなくてもFP業務はできますが、ある・なし では信用度は全然違います。
FP技能士は国家資格と言う点も魅力!
更新も無いので、一生資格になります。
興味がある人は是非チャレンジしてみてください。
ユーキャンユーキャンのファイナンシャルプランナー(FP)講座
2級FP技能士 試験時期【1月/5月/9月】
講座の課題等に合格することで『2級技能検定』の受験資格が得られます。
※通常は『実務経験2年以上』『3級資格の取得者』といった要件あり。