☆試験の申込み~合格発表までの流れ
「DCプランナー」は日本商工会議所が認定する公的資格です。類似資格に民間資格の「DCアドバイザー」がありますが、「DCプランナー」の方が人気があります。
尚、DCプランナーは1級と2級がありますが、1級は“2級合格が受験資格”となっています。このページでは2級DCプランナーの概要を中心に説明していきます。
【申し込み】金融財政事情研究会:インターネットまたは郵送
★インターネット受験申請受付システム
【試験会場】 全国の主要都市で受験することが可能です(約130か所)。
【合格発表】 試験から約40日後 郵送、ウェブサイト発表
★商工会議所検定試験 DCプランナー
試験の概要・注意点
【受験資格】2級DCプランナー認定試験、誰でも受験可能 年齢、性別、学歴等の制約はありません。(1級は2級合格者のみ)
【試験日】2級は9月(1級は1月)
※基本的に2級試験の申込は7月です(1級は11月)
【試験方法】
2級:マークシート形式 四答択一式問題(45問程度)
1級:マークシート形式 四答択一式問題(50問程度)、記述式5問
【試験時間】2級-2時間30分 1級-2時間30分+記述式2時間
【合格基準】7割以上
2級‐70点以上(満点100) 1級-140点以上(満点200)
【試験料】2級‐税込6,480円 1級‐税込6,480円
試験の出題分野
A~Dの4分野で構成されています。FP技能士の資格に合格した人にとっては重なる部分も多いので、比較的試験は簡単に合格できると思います(2級)
A分野:わが国の年金制度・退職給付制度
B分野:確定拠出年金制度
C分野:投資に関する知識
D分野:ライフプランニングとリタイアメントプランニング
DCプランナー2級の利用価値
DCプランナー2級は「確定拠出年金の加入者・受給者、確定拠出年金制度を実施する企業の福利厚生担当者などに対し説明できるレベル」となっており、FP資格と合わせると業務でプラスになります(基本レベルのセミナーなら講師も可能)。
また、専門分野として確立するならば、DCプランナー1級を目指すのも良いと思います。1級の養成対象者は退職給付コンサルタント・企業の年金管理者となっています。
2級 勉強方法
試験問題は暗記系が中心で、合格率は2級ならば約60%です。FP資格を持っている人ならば1ヶ月~2ヶ月程度の勉強で合格できると思います。
ただし、最近は難化傾向もあり合格率が40%程度に落ち込んだ事もあります。
油断をしないで繰り返し過去問を行うことが合格の近道だと思います。捻った問題が少ないので努力が結果に表れやすい試験です。
【注目】過去問演習が合格に必須の理由
DCプランナー2級 独学タイプ
管理人が本屋さんでテキストを確認しましたが、数は限られています。
ただし、問題集は解答の開設がシッカリしているので、FP資格を保有している人は問題集だけで良いかもしれません。
DCプランナーの書籍一覧のページをリンクしましたので、興味がある人は確認してみてください。