ファイナンシャルプランナー(FP)として独立するには、金融経験が無いと無理だと思っている人が多いのですが、決してそんな事はありません。
日本FP協会による「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」を見てみると、異業種分野からの転身は30%を超えています。その中には専業主婦やアルバイトからの転身といった人も少ないながらもいます。
【FP業務に係る前に経歴】
金融関係等 | 異業種企業 | 主婦等 | |
割合 | 67.8% | 27.3% | 4.5% |
参考:<日本FP協会「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」>
確かに、金融関係からの転身の方が知識として有利であることは間違いありませんが、こういった事は経験を積むことで補う事が可能だと思います。
・・と言うのも、これは管理人の経験ですがFP業務で年収1000万以上を稼ぐ人の前職を聞くと、全くの異業種というケースが多々あります。
また、反対に前職で金融関係で働いていても、その経験を上手に活かせていないケースも目立ちます。
つまり、金融関係で仕事経験があるから成功するのではなく、転身後の努力した人が成功しているというのが事実だと思います。
FPとして活躍している人は40代以上が中心
FPに転身するにあたって、自分の年齢が気になってしまう人がいるようです。しかし、FP業務に関しては遅いスタートだとしてもマイナスに考えて欲しくありません。
むしろサラリーマン時代の経験、マイホーム購入、主婦業の家計の遣り繰り・・こういった事はFP業務ではプラスになるので無駄にはなりません。
前半部分で「金融機関の経験が無くても・・」と書きましたが、FPの仕事は日常のお金に関する提案をする仕事でもあります。つまり普段の生活そのものが、FP業務で役立つ経験となるのです。
実際にFPで活躍している人を思い浮かべると、40代、50代の方々が目立ちます。
この事については管理人の印象だけでなく、日本FP協会「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」からも読み取る事ができます。
40代と50代で60%以上を占め、60代以上の人も20%近くいます。遅い出発でもご自身の努力で立派にFP業務で成功している先輩が多いということは励みになりますね。
仕事に活かすなら、2級FP技能士/AFPを狙おう!
会社内での評価や独立開業などを想定した場合は2級以上が目安と言われています。独立も選択肢に加えたい人はAFPも取得した方が有利です。
以下の通信講座は「日本FP協会が認定するAFP認定研修」の対象講座です。受講・修了すれば3級資格やFPの実務経験がなくても、2級FP技能検定を受検することが可能です!
また、2級試験合格後に日本FP協会に資格登録手続きを行えばAFPの資格も取得できます。(1回の合格でW資格が得られる)
【FP試験に強い!フォーサイト】
●低価格でも充実したカリキュラム
●2023年1月は全国平均の1.67倍の合格率
●テキストは5色のフルカラーテキスト
●講義はeラーニングやDVDで受講できる
●メール質問は専属スタッフが迅速に回答
●教育訓練給付制度対象講座のコース有