☆試験の申込み~合格発表までの流れ
個人で申し込む場合は、インターネットもしくは郵送です。
(多くの人はネット申込を利用しています。)
【インターネット申込み】
①金融財政事情研究会(きんざい)か日本FP協会のホームページへ。
②受験申請のページで必要事項を記入
③受験費用の振込
受験票は葉書で郵送されます。だいたい試験日の20日前くらいに発送されるので、10日前になっても届かない時は問い合わせをしてください。
【検定試験】 試験会場は受験表に記載されています。
【合格発表】 全員に合格判定が葉書等で通知されます。ホームページでも確認が可能。
試験の概要・注意点
【受験資格】
①3級FP技能検定に合格した者
②2年以上の実務経験を有する者
③日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
③については日本FP協会認定教育機関であるFP通信講座を選択すれば履修可能。2級FP試験の合格でAFPにも登録できるので注目です(3級試験に合格してなくてもOK)
【試験日】年3回 5月・9月・1月
【試験問題】学科試験・実技試験(下段に注意事項)
【試験時間】午前-学科2時間 午後-実技1時間30分
【合格基準】学科・実技とも6割以上で合格
【受験料】学科4,200円 実技4,500円
学科試験の出題形式
金融財政事情研究会(きんざい)、日本FP協会とも共通
マークシート方式で4択問題形式 合計60問
実技試験の注意点
金融財政事情研究会(きんざい)、日本FP協会で問題が違います。
どちらの団体に申し込むかで、実技試験の内容が変わるので注意。
【金融財政事情研究会(きんざい)】
☆個人資産業務 ☆中小事業主資産相談業務
☆生保顧客資産相談業務 ☆損保顧客資産相談業務
上記4業務から選択 記述式です。
【日本FP協会】
☆資産設計提案業務 1種類のみ
記述式で40問
補足事項
学科と実技のうち片方だけ合格した場合は、一部合格となります。
合格した片方に関しては、次回の試験では免除となります。
ただし、免除期間は合格した試験日の翌々年度末までとなっています。
勉強方法 2級FP技能士とAFPのWライセンス取得へ
管理人は、基本的に出費が少い独学を最優先に考えるのですが、2級FP技能士/AFPの資格に関しては通信講座の利用がオススメです。
理由は上記で述べたように、日本FP協会認定教育機関であるFP通信講座を履修して試験に合格すれば2級FP技能士とAFPの両方の資格が得られるからです。
ここで注意して欲しいのは、FP通信講座ならばどこでも良いわけではありません。日本FP協会認定教育機関である事が大前提ですので、その条件をクリアしている通信講座を選択するようにしてください。
日本FP協会認定教育機関のオススメ通信講座
以下の通信講座は「日本FP協会が認定するAFP認定研修」の対象講座です。受講・修了すれば3級資格やFPの実務経験がなくても、2級FP技能検定を受検することが可能です!
また、2級試験合格後に日本FP協会に資格登録手続きを行えばAFPの資格も取得できます。
会社内での評価や独立開業などを想定した場合は2級以上が目安と言われています。独立も選択肢に加えたい人はAFPを取得した方が有利です。
【FP試験に強い!フォーサイト】
●低価格でも充実したカリキュラム
●2023年1月は全国平均の1.67倍の合格率
●テキストは5色のフルカラーテキスト
●講義はeラーニングやDVDで受講できる
●メール質問は専属スタッフが迅速に回答
●教育訓練給付制度対象講座のコース有
2級FP技能士 独学タイプ
AFPとのWライセンスを希望しない人は、通信講座を利用せずに市販のテキストを利用した独学も可能です(3級合格などの受験資格を得ている事が前提)。
テキストについては、選定基準は内容の深さなどよりも、効率的に短期間で合格できる事に主眼を置きました。
テキストの中で、「これは、凄い!」と感じたのが【みんなが欲しかった! FPの教科書】シリーズです。従来の難しい参考書のイメージとは違い、難解な専門用が使われていません。
また、問題集も同シリーズから販売されており好評です。
【注目】過去問演習が合格に必須の理由
全体的に分かりやすい言葉を意識的に使っており、3級の知識が無い状態でも理解できます。また、イラストなどが柔らかい雰囲気で、従来テキストの堅い内容ではありません。
滝澤ななみさん著のテキストで、初学者からはワカリヤスサで圧倒的に人気があります。
過去の試験では、頻出問題をシッカリとマスターすれば合格圏に達しています。管理人の経験では、問題集を3回以上繰り返して解けば合格の確率は非常に高くなると思います。
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