ファイナンャルプランナー(FP)に相談するイメージとしては、保険の見直しや将来資産の計画などが多いと思われがちですが、近年は住宅関連の相談が圧倒的に多いのが実情です。
お客様の立場からすれば、「マイホームの購入」は、お金に関する大きな決断になるわけですから、当たり前の話かもしれません。
住宅関連に関する相談に関しては、「どれくらいの物件ならば、購入しても大丈夫でしょうか?」という購入前の相談は勿論ですが、意外に多いのが購入してからの相談です。
会社の終身雇用は崩壊し、年金に対しても不安があることから、「こんなにローンがありますが、将来の生活は大丈夫でしょうか?」といった質問も多いです。
さて、上記の内容を見て気づいた人もいると思いますが、これは住宅関連の相談ではありますが、将来の資金計画の話に繋がります。
住宅関連の相談ですから、固定金利や変動金利についてや、ローンで有利な金融機関の説明もするのですが、キャッシュフロー作成や保険の見直しなど総合的な話になることが多いです。
つまり、相談の入り口としては住宅関連が多いのですが、結局は保険や運用、資金計画、老後生活など、全てに係ってるくると考えた方が良いと思います。
住宅販売の会社と連携するFPも多い
FPへの相談では住宅関連が多いのですが、こういった事が背景となって住宅販売の会社と連携するFPも増えてきました。
これは、会社とFPの双方にメリットがあるので、今後は拡大していく可能性もあります。
例えば住宅展示場などでFPがいると、販売会社は非常に有利になります。
お客様の頭には、“営業マンは家を売る事しか考えていない”という心理が少なからずあると思います。確かに営業マンは販売のプロではありますが、資金計画には疎い人も多いです。
しかし、ここに第三者のFPが介入することで、資金面や将来設計に対してもアドバイスができるようになり、お客様に安心感を与える事ができます。
FPが中立な立場として、「この資金なら大丈夫ですね」「もう少し予算を抑えた計画にしましょう」といった事を伝えれば、販売会社の評判が良くなるのは容易に想像がつきますね。
これは非常に効果的で、FPと連携した場合の方が成約率が高くなるケースが多いそうです。これが、今後も拡大していくと予想される最大の理由でもあります。
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