2級FP技能士は国家資格で、正式名称は2級ファイナンシャル・プランニング技能士と言います。AFPは民間資格で、取得にはAFP認定研修を修了する事が要件となっています。
試験の内容は同じで、一定条件(以下、受験資格③)を満たしていれば、FP2級試験に合格後にAFPの登録が可能なので、1回の試験でWライセンスを得る事も可能。
AFPは民間資格ですが、FP同士の交流や情報が多く得られるメリットがあるので、仕事に活かす事を考えている人や独立希望の人はW取得がオススメです。
2級FP技能士の受験条件-以下のうち1つを満たす必要があります。
①3級FP技能検定に合格した者
②2年以上の実務経験を有する者
③日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
③については日本FP協会認定教育機関であるFP通信講座を選択すれば履修可能。2級FP試験の合格でAFPにも登録できるので注目です(3級試験に合格してなくてもOK)
難易度 普通(3ヶ月~半年程度)
検定試験の難易度は「普通」レベルですが、国家資格の中では非常に易しい部類に入ります。金融業界での評価が高く利用価値を考えると注目です。
少しづつですが、試験も難しくなってきているので早い段階で受験した方が良い気もします。(これはFP試験だけに限った話ではなく、資格試験全体にも言えます)
一般的な勉強時間の目安は、120時間~180時間程度。
仕事上(金融・FP)の価値 中~上
金融業界への就職を前提に考えれば、利用価値は高いと思います。保険や証券、不動産業界などへの就職や転職の時に履歴書に記載しておけばアドバンテージにもなります。
また、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)であれば名刺に記載できますし、個人のお客様と面談する時には専門家としてアピールできるので業務でもプラス。
ただし、就職や取引先への信用度では有利に働きますが、仕事については実力勝負です。
(一般論として金融関係の企業で働くには、2級資格があれば充分!)
独立開業に対して「1級じゃないと・・」という意見を耳にしますが、2級FP技能士/AFPの段階で独立しているケースは思った以上に多いです。(本人の努力次第で可能)
☆試験の詳細⇒2級技能検定の概要
勉強方法 2級FP技能士とAFPのWライセンス取得へ
管理人は、基本的に出費が少い独学を最優先に考えるのですが、2級FP技能士/AFPの資格に関しては通信講座の利用がオススメです。
理由は上記で述べたように、日本FP協会認定教育機関であるFP通信講座を履修して試験に合格すれば2級FP技能士とAFPの両方の資格が得られるからです。
ここで注意して欲しいのは、FP通信講座ならばどこでも良いわけではありません。日本FP協会認定教育機関である事が大前提ですので、その条件をクリアしている通信講座を選択するようにしてください。
日本FP協会認定教育機関のオススメ通信講座
以下の通信講座は「日本FP協会が認定するAFP認定研修」の対象講座です。受講・修了すれば3級資格やFPの実務経験がなくても、2級FP技能検定を受検することが可能です!
また、2級試験合格後に日本FP協会に資格登録手続きを行えばAFPの資格も取得できます。
会社内での評価や独立開業などを想定した場合は2級以上が目安と言われています。独立も選択肢に加えたい人はAFPを取得した方が有利です。
【FP試験に強い!フォーサイト】
●低価格でも充実したカリキュラム
●2023年1月は全国平均の1.67倍の合格率
●テキストは5色のフルカラーテキスト
●講義はeラーニングやDVDで受講できる
●メール質問は専属スタッフが迅速に回答
●教育訓練給付制度対象講座のコース有
2級FP技能士 独学タイプ
AFPとのWライセンスを希望しない人は、通信講座を利用せずに市販のテキストを利用した独学も可能です(3級合格などの受験資格を得ている事が前提)。
テキストについては、選定基準は内容の深さなどよりも、効率的に短期間で合格できる事に主眼を置きました。
テキストの中で、「これは、凄い!」と感じたのが【みんなが欲しかった! FPの教科書】シリーズです。従来の難しい参考書のイメージとは違い、難解な専門用が使われていません。
また、問題集も同シリーズから販売されており好評です。
【注目】過去問演習が合格に必須の理由
全体的に分かりやすい言葉を意識的に使っており、3級の知識が無い状態でも理解できます。また、イラストなどが柔らかい雰囲気で、従来テキストの堅い内容ではありません。
滝澤ななみさん著のテキストで、初学者からはワカリヤスサで圧倒的に人気があります。
過去の試験では、頻出問題をシッカリとマスターすれば合格圏に達しています。管理人の経験では、問題集を3回以上繰り返して解けば合格の確率は非常に高くなると思います。
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