年収1千万以上だと月の相談件数は?先ずは5件を目指そう

ファイナンシャルプランナー(FP)として個人事業を行っている人は、1ヶ月に何件くらいの相談業務を行っているでしょうか?FPとして独立を考えている人にとっては気になる話だと思います。

これに関しては、日本FP協会が「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」のデータがありますので、それを参考にして話をしていきます。

まず全体の平均を見ると約6件です。ただし、中央値をみると3件となっており10日で1件程度というのが標準的と言えます。

執筆や講師の収入が柱となっている場合ならば件数は少なくても問題はありませんが、相談業務が中心の場合は物足りない印象です。

相談業務が増えると、それに応じて提案書作成や顧客紹介など好循環が生まれてくるので、中央値である3件で満足する事無く、最低でも5件を目指して欲しいと思います。

当然の話ですが、年間収入が多いFPほど1ヶ月の相談係数が多い傾向あります。以下に年収200万以下と1000万以上で比較を行いました。

【1ヶ月あたりの平均相談件数】

年収 4件未満 4件以上 中央値
200万円未満 73.2% 26.1% 2件
1000万以上 14.3% 81.1% 10件

1千万以上 平均値:13.4件 中央値:10件
参考:<日本FP協会「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」>

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相談業務を増やす為には!?

相談件数と収入関係について見てもらいましたが、相談件数は簡単に増えません。

管理人の経験と調査から、年収が多いFP(1000万以上)の特徴を簡単に言うと、ホームページやブログの充実があります。

これは、ページが綺麗というような技術的な話ではありません。「得意分野をシッカリアピールしている」「料金体系が明確」といった、顧客目線で作られているサイトやブログという事です。

そして、大切なのが日々の更新作業!どんなに良いホームページやブログでも効果が出るまでには半年~1年程度は掛かるのが普通です。この間は効果が無いからといって投げ出さずにシッカリ更新してください。

また、年収が多いFPの特徴として「顧客からの紹介」が非常に多い事があげられます。逆に言えば年収が少ないFPほど「顧客からの紹介」が少ない傾向にあります。

年収1000万を稼ぐような優秀なFPでも、最初は顧客が0から開始しています。成功者ほど日々の活動は地味な事をシッカリ行っている点は肝に銘じて欲しいと思います。

仕事に活かすなら、2級FP技能士/AFPを狙おう!

会社内での評価や独立開業などを想定した場合は2級以上が目安と言われています。独立も選択肢に加えたい人はAFPも取得した方が有利です。

以下の通信講座は「日本FP協会が認定するAFP認定研修」の対象講座です。受講・修了すれば3級資格やFPの実務経験がなくても、2級FP技能検定を受検することが可能です!

また、2級試験合格後に日本FP協会に資格登録手続きを行えばAFPの資格も取得できます。(1回の合格でW資格が得られる)

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